僕が鹿追町に来ることになったepisodeだよちょっと読みずらいけど知られざる過去に触れて見て下さい
⑥年前のとある夜に密談が行われた。当時の事務局長（市○）・相談役（藤○）・事務局員（早○）の③名が集まり密談が始まった…。
演出面の強化を図ることが話し合いの目的であった！因みに…今はないシャボン玉の演出や幟のデザインもこの密談からが生れた…。
○川氏が口火を切った『チームにマスコットがいるけど、鹿っとびにもマスコットがいたらさ面白いと思わないか？』○川氏はがとても好きで普段から試合など良くみていたことから思い付いたようだ！
確かに他のチームにはマスコットを連れて来ているチームは少なく、実に斬新なアイディアだ！目立つし話題性を生むと大絶賛！③人の中で反対する者はいなかった。
さて、ただマスコットと言っても具体案がないしイメージが乏しい…。○川氏は、鹿○アントラーズのキャラクターを参考に提示…そこから③人のアイディアがあふれだした。鹿っとびのマスコットキャラクターは鹿より他にないだろう…名前はグランディアの方を生かして…グランディーにしよう！こうしてグランディーは誕生した！
企画や名前が決まっても、マスコットの鹿さんを実際どこから連れて（借りて）くるかが問題となった。カタログなどから探したが…正直トナカイばかりで鹿はおらず、可愛くないものばかりだで難航した。
実は…この企画のことはチームに関係なく進行していた③人の独壇場のため、資金もなければ時間もなかった…。②人は半ば諦めモードで、札幌でスカウトしよう！みたいなノリになっていた。
そんな不穏な空気が漂う中、市○氏だけは諦め切れなかった！③人で夜遅くまで議論し、他のチームの先駆けを行こうとしている企画に対して、妥当や曖昧なものにしたくなかったからである！
市○氏はインターネットで探すことした。長時間検索していたその時…とあるＨＰが目に飛び込んで来た！その会社の所在は、大阪市で『株式会社ふ○ふ○』という会社で数多くの動物を飼っていた。（扱っていた。）だが、その中にいるのもやっぱりトナカイで鹿さんはいなかった。しかしト書きを読むと…『角を取り替えると鹿さんに早変わり！』みたいなことが書いてある…しかも…すごく可愛い！！その時体に衝撃が走りました！まさにこれしかない！！これがグランディーと初対面だった。
早速連絡をとり本祭に来て頂けるよう手配をした。大阪からなので交通費や滞在費（送料・レンタル料など）が掛かる…チームの運営費は使えないため、③人の持ち寄りにより賄った！そこまで③人はマスコットに掛けていた。
本祭の前日に鹿追に来ることになった！③人は胸の高鳴りを押さえ到着することをひたすら待った！
遂にご対面…③人に衝撃が走った！これならイケる…③人の思いは確信に変わった。グランディーがこの世に姓を受けた瞬間だった！
次の日チームメンバーとの初顔合わせをした。可愛い！と大絶賛のグランディーは、すぐに受け入れられた。また、札幌の街を移動するだけで注目され、他チームの皆さんからも多くの声援を頂いた！
帰りのバス車内で子どもたちから質問が投げ掛けられた！『グランディーは大阪に帰っちゃうの？』と…。②日間を通じて愛着がわき、みな寂しさで一杯だった。しかし残念なことに今回の滞在期間は本祭が終わるまでの契約…次の日には大阪に戻らなくてはいけない状況に皆は言葉を失ったのだった…。
チームのメンバーから愛されたグランディーとこのままお別れするのは悲しすぎるし辛すぎる。グランディーも鹿追町に住みたいと言っている！何とかグランディーをこのまま鹿追町に住まわせることは出来ないか？③人は検討に入った。
市○氏は、本祭での活動振りや、チーム熱き思いなどを書き綴ったメ～ルを送った！グランディーとお別れをしたくないからである。
ふ○ふ○の代表から後日メールが届いた。内容は…本祭での活動振り、チームの皆さんが本当にグランディーくんを愛してくれていることが伝わった。皆さんならきっとグランディーを仲間として大切にしてくれると思うので、鹿追町に移籍させます！よろしくお願いします…。というものだった。
グランディーの移籍については希望が見えたが問題が①つ浮上した！それは…鹿追に移籍するための移籍資金（購入資金）である。
移籍に掛かる資金が必要なのは承知の上だったが結構高額だった。その資金を運営費で支払う訳にはいかず、チーム内で資金を募ったが足りず、正直頭を悩ませた。
最後の切り札としては町民皆さんの暖かい善意に頼るほかなかった…。そこで、グランディーが首から募金箱をぶら下げて、僕を鹿追に住まわせて下さい！と切実に訴えた！チームのメンバーも賛同し、各イベント内で演舞終了後チラシなどを手配りしながら募金に賛同して頂ける方を必死で呼び掛けた。
地道の募金活動が実を結び、移籍資金額に迫ろうとしていた。ふ○ふ○の社長さんが、募金活動のことを知り、是非協力したいと、今まで集まった募金額を移籍資金としましょう！言って頂いた。移住が決まった瞬間であった！
こうしてグランディーは、メンバーの一員として正式加入し鹿っとびの動く広告等として現在に至るのであった…。
グランディーくん誕生物語は、2003年放送の“熱狂よさこい絶叫ｿｰﾗﾝ2003”の番組内で、“あるチームのYOSAKOI愛”として放送され、正式加入後初となる本祭で華々しくデビュー飾った！の効果もあり、移動中も握手や写真を求められたり声を掛けられたり…人気者となった。また、チームの仲間にとっても、かけがえのない存在となったのでした…。
終わり
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あれから⑥年…グランディーは今も元気に活動しています！イベント等に意欲的に参加しているので見掛けたら気軽に声を掛けてあげて下さい！
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